WALKMANをMacで使う (4) ギャップが気になる

iPodでは普通にできていたので何も気にしていなかったが、購入したWalkman(NW-A856)ではギャップレス再生が簡単にはできないことが今頃わかった。というか、そもそも対応していないらしい……。

実は、試した範囲(AAC、ATRAC3、ATRAC Lossless、WAV)では全くダメというわけではなく、WAV(リニアPCM)という圧縮がかかっていない形式のファイル(曲)だけがギャップレス再生が可能である。

しかし、この形式でMacから曲を転送すると、アーティストやアルバム名等のタグで管理している情報が一切飛んでしまって、その手の情報が全て不明のファイルとしてWalkmanで扱われてしまい、曲順もまともに並ばない。これは、WAVという形式が、そういった情報を付け加えられるように設計されていないことによるらしいので、どうしようもないようだ。裏返すと、WAV形式で保存しているにもかかわらず、iPodやWalkmanでそうした付加情報が使えるということは、独自に拡張していることを意味し、この拡張方法に互換性がなければ(アップルとソニーの間ではないのが普通)、どうしようもないことになる。

ちなみに、Windows上でSonic Stage CPを使ってWAVファイルのままでWalkmanに送ったところ、OMAという拡張子が付いたファイルとして保存されるようだ。OMAはATRAC3とかいう形式のファイルのはずで、WAV形式で保存するよう設定したのに、勝手に変換されてしまったのかと思ったが、そのOMA形式のファイルは、元のWAV形式のファイルとほとんどファイルの大きさが代わらないので、元のWAV形式のままで音楽データは保存されており、これに付加情報を別途付けて、まとめてOMA形式と称しているように見える。

ここに目を付けるならば、Macの上でWindowsのアプリケーションを動かすソフト(Fusionだったか?)でも導入すれば、Sonic StageやX-アプリを使うことで、元のファイルの保存形式によってはOSを行ったり来たりしないで作業ができるかもしれないが、Apple Losslessで蓄えてしまった私の場合、CDから取り込み直さない限りダメだろう。

当初は気に入っていたが、最近はちょっとボロさが目に付く気がする。圧縮したファイルをギャップレスで再生することができないことから推測するに、Walkmanでは、圧縮をとくことによる時間遅れを考慮する回路が内蔵されていないと思われる。これは正直ボロ過ぎ……。また、X-アプリなる付属のソフトも出来が悪い。広告はガチャガチャ動くが、肝心のファイル操作が私の環境ではそもそもできない。仕方がないので、Windows 7では動作しないとソニーが言っているSonic Stage CPをWindows 7上に入れて使っているが、使い勝手がいいとは言えない。

X11でssh経由でウィンドウが飛んでこないとき

一度設定すれば二度としない分忘れてしまうが、個人的にはとても重要な設定なのでメモとして。
http://lists.apple.com/archives/x11-users/2007/nov/msg00481.html
にステップ・バイ・ステップのトラブル・シューティングが書かれていて大変ありがたい。

Alfred:キーボードから入力するランチャー

マウスでアプリケーションを起動させるのではなく、キーボードでアプリケーション名を入力して起動させることができるランチャーソフトである。キーボードから手を離さずに起動できる点が大変便利でありがたく、おかげで、DockやFinderからほとんどアプリケーションを立ち上げなくなった。また、このソフト自体もキーボード入力で呼び出せる。

その他、いくつかありがたい点がある。
・アプリケーションフォルダ内にフォルダに格納されているアプリケーションであっても起動させられる。
FinderあるいはDockから起動させる場合には、フォルダ階層どおりに追いかけていかないと起動させたいアプリケーションに辿り着けないが、このようにいちいち階層を追っかけないで済むということである。例えば、ユーティリティフォルダ内のアプリケーションも、単にそのアプリケーション名を入力するだけで済む。

・アプリケーション名を入力していくとインクリメントでサーチしてくれる。
起動させたいアプリケーションが見つかったその時点で、ショートカットキー(組み合わせはアプリケーションのリストの末尾に表示される)ですぐに起動させられる。

・起動させたものを記憶しているようで、次にAlfred経由で起動させようとすると、インクリメントサーチの上位に表示される。

・アプリケーションの名称が日本語にローカライズされたアプリケーションは、日本語名、英語名のどちらを入力しても起動させられる。
例えば、プレビューを起動させたいときには、プレビューという日本語の名称だけではなく、Previewと入力しても大丈夫。なお、インクリメントサーチを有効に活用するならば、英語名で入力する方がよいと思う。

という具合で、色々と便利に使わせてもらっている。

これだけ便利なソフトが今のところタダというのが信じがたい。もっとも、現在のソフトのバージョンが0.9.9とベータ版に近い扱いに見え、1.xと正規版になるとシェアウェアに切り替わるのかもしれないが、ちょっとよくわからない。このソフトは「2階建て」で、Alfredが1階部分をなし、機能を追加するPowerpackなるものがその上に載るようになっている。このPowerpackは有償で、Alfredは今後もタダにも見える。

入手はhttp://www.alfredapp.com/からどうぞ。PreferencesのFeaturesというところを見ると、ランチャーとしての機能はこのソフトの一部に過ぎないことがわかると思う。

WALKMANをMacで使う (3) WALKMANへのファイル転送 with ファイル変換

これまではApple Losslessで保存し、iPodに移すときにiTunes付属の機能でACC 128 kbpsに変換して転送していたが、代わりとなるソフトや方法を探さないといけない。

色々物色した後、X Lossless Decoder(厳密にはGUI版)というフリーソフトを使うことにした。
このソフトは、http://tmkk.pv.land.to/xld/からダウンロード可能。

X Lossless Decoderを使うと
・今までApple Losslessでため込んだファイルを活かせるし、今後もApple Losslessでファイルをため込むことに対応できる。
・iTunesで変換すると、変換したファイルがiTunesのライブラリに登録されてしまい、二重登録のものをいちいち捨てるのがちょっと大変だが、そういう面倒がない。
・出力するファイル形式やビットレートを自分で選んだ上で、WALKMANに登録できる。
といった点でありがたい。

○変換作業の準備
1)環境設定の「一般」というところで
・変換後のファイルの「出力先」として、WALKMANのMUSICというディレクトリを指定
・出力ファイルの形式やビットレートなどを「出力フォーマット」とその「オプション」で指定

2)環境設定の「バッチ処理」のところで
・「ディレクトリの構造を維持する」にチェックを入れる
・「探索するディレクトリの深さ」を0と設定して、再帰的に徹底的に深く探せるようにする
という設定をしておくと、iTunesの音楽ファイルのライブラリと同じディレクトリ構造でWALKMANでファイルを管理できて便利だと思う。

ちなみに、WALKMANは(おそらく音楽ファイルに付いているタグ情報を使って)管理ファイルを作成し、このファイルを元にアーティストやアルバム、ジャンルで表示できるようにしているようだ。
したがって、自分が整理しやすいように、ディレクトリ構造を作ればよく、別にiTunesのファイル構造に従う必要はない。

○ファイルの変換
実際の変換は、「ファイル」メニューで「開く」を選んで、普通のファイルダイアログで指定して、「開く」ボタンを押してダイアログを閉じると、自動的に変換が始まる。
また、変換の途中であっても、同じやり方でファイルを開くことで、変換するファイルを後からどんどん追加することもできる。

○注意
変換後のファイルに貼り込まれたアートワークがjpegファイルの場合には問題なくWALKMANで表示できるが、WALKMANで扱えるのがjpegファイルのみなので、pngファイルなどの場合にはアートワークは表示されない。
アートワークにこだわるならば、変換前のLosslessファイルに貼り込むアートワークを予めjpegに変更するか、変換してWALKMANに放り込んだファイルのアートワークをTagrとかでjpegファイルに貼り替えることが必要。
ここだけがちょっと面倒臭いので、X Lossless Decoder内でjpegに変換してアートワークを貼り込めるオプションがあると大変助かる。
作者の方にお願いしてみよう。

《以下、同じ轍を踏まないための、調べたソフトに関するメモ》

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WALKMANをMacで使う (2) プリインストールされた音楽ファイルを捨てる

WALKMANには、サンプルソフトとして音楽ファイル等が収録されている。
これらの曲に興味がない場合には、残念ながら、単なるスペースの無駄である。
実際、100Mを超えるぐらい消費していて、保存するファイル形式やビットレート等の設定によっては優にCD1枚分に相当する。

http://www.faq.sonydrive.jp/faq/1040/app/servlet/qadoc?036280に、それらのファイルの消し方がいくつか書かれているが、Mac上で(無理やり)消すことも可能である。
具体的には、WALKMANという「ストレージ」の中のOMGAUDIOの中身を全て消せばよい。

但し、ドラッグ&ドロップ形式(Macで操作するのはこれに準ずる)の場合、OMGAUDIO内のファイルを変更してはいけないとマニュアルには書かれているので、あまり薦められる方法ではない。

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