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Mac OS X 10.6.8で印刷できないことの対処療法 (2) 自力でファイルをコンパイルしてインストール

○2011年7月27日追記
ネットワークプリンタから印刷できない問題等々に対応したアップデータであるMac OS X 10.6.8追加アップデートがアップルから出されました。
「ソフトウェアアップデート」経由でインストールできます。
http://support.apple.com/kb/DL1429?viewlocale=ja_JPからダウンロードもできます。
これを適用すると、私の環境ではネットワークプリンタで印刷できない問題は解決されることを確認しました。

以下、原文です。
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別記事で大本さんやみちゅるさんがコメントされているように、アップデート以前の環境からファイルをコピーするのが、今のところ最も労力が小さくて済むやり方と考えられるが、あえて、Mac OS XはBSDというUnixの一種であることを利用して、Unixとして回復させる方法を試みてみた。
ここで記すやり方は、バックアップをとっていない、皆アップデートした後だった、などで、アップデート以前の環境が利用できないときの、最終手段的で、この手段を積極的にとることがお薦めとは思えない。

なお、ここで記したやり方を試してみたい方は、特に自己責任でお願いします。
以下の部分が何を言っているかわからない方は、Unixがわかる方に手伝ってもらうのが絶対に安全です。

○方針
CUPSを自分でコンパイルし、そのファイルの一部をインストールする。
※X-codeを入手しないと、コンパイルする環境が整わないかもしれませんが、導入したのが遠い昔なので、私は忘れてしまいました……。

○適用限界
私の環境では、lpdがエラーを吐いている場合はこの方法で対応できるが、ippがエラーを吐いている場合にはダメ。
ただ、プリンタとやりとりするときのプロトコルは、LPDを選べることが多いと思うので、障害を回避する上での大きな問題にはならないと思う。

○方法
1.http://www.cups.org/にアクセスして、ソースコードをダウンロードする。

2.ソースコードをコンパイルする
./configure
make
という、最も何も考えない形でコンパイルしても一部は動作する(後述)。

3./Library/Logs/CrashReporterというディレクトリにあるログを参照に、印刷で失敗しているコマンドを割り出す。

4.エラーを吐いているコマンドのある場所(ログファイルのトップに近いところにあるPathと書かれている欄)をログファイルで調べて、そのディレクトリに移動して、エラーを出しているコマンド(実行形式ファイル)の名前を変える
※個人的には捨てることはお薦めしません。

5.コンパイルして作成した実行形式ファイルを所定の場所に、除けたファイルの代わりにインストールする。
※私の環境では、sockct, lpd, ippという3つがエラーを吐いているが、このうち、lpdは無事に動くことを確認したが、ippは動かなかった(CrashReporterフォルダにエラーメッセージすら残らないレベルなので、むしろ悪化?)。socketでのエラーがここのところ出ないため、socketは未確認。

∞.正式なアップデートが出た際には、ファイルを元に戻してから、アップデートをかける。

《以下は備忘録と感想です》

・文字どおり木に竹を接いだ、「よく動いているなぁ」という環境。
自分でコンパイルしたものを見ると、動的ライブラリも作成されており、こうしたライブラリ(そして、玉突きで、正常に動いている他のCUPS関連の実行形式ファイル)までも入れ替える必要があってもおかしくない。
実行形式だけ入れ替えるだけで動くのは正直ラッキー。

・configureでは本当は色々とオプションを指定しないといけないのかもしれない。
しかし、色々試したわけではないので詳細は不明。

・CUPSの本家サイトで公開されているCUPS安定版のバージョンは1.4.6で、Mac OS X 10.6.8に含まれるバージョンは1.4.7で微妙にバージョンが違う。
なお、http://localhost:631/で、現在インストールされているCUPSのバージョンを知ることができる。

・エラーを起こしているコマンドの実行ファイルを消すことは、Appleから出されたアップデータを当てるときに問題が生じるかもしれないので、残しておく方がよいと思う。
そして、アップデータを当てる前にファイル名を元に戻し、仮にインストールした実行ファイルを捨てるようにして、アップデータが想定する環境と異ならないようにした方が安全だと思う。
#アップデータを当てるときに行われるファイルの置き換えの際にはファイルの新旧の判断が必要なはずだが、この判断を何でしているのかが私にはわからないし、そこを追求する気もないため、とにかくOSが作成した環境とできるだけ変えないようにする以外に策がないと考えている。

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