書籍・雑誌

コボ大混乱?(コボのヘルプとマニュアルへのリンク)

コボのヘルプやマニュアルを求めて、検索サイトから辿り着く方がいらっしゃるようなので、リンクを貼っておきます。

・コボのヘルプサイト
http://kobo.faq.rakuten.ne.jp/

・コボ タッチのpdfマニュアル(正確にはユーザーガイド)
http://kobo.faq.rakuten.ne.jp/euf/assets/images/rakuten/koboTouchUserGuide.pdf
※2012年7月20日22時40分現在、http://kobo.faq.rakuten.ne.jp/の画面左側にある「電子ブック楽天kobo利用ガイド」と書かれているところのリンクは、Not Foundと表示されるdead linkになっています。

・コボ タッチの初期設定の手順
http://kobo.faq.rakuten.ne.jp/app/answers/detail/a_id/18223

しかし、大丈夫か、楽天……。

コボ タッチとSony Readerとの比較(続)専用ストアの蔵書数の比較

電子書籍端末はハードだけではなく、本の品揃えがきわめて重要(読みたい本がなければ電子書籍端末は無用の長物)なことは明らかなので、コボ タッチ専用サイトとSony Reader専用サイトで取り扱っている本の数を調べてみた。
結論を先に書くと、現状ではどちらも相当に貧弱であると言わざるを得ない。

http://kobo.rakuten.co.jp/?scid=wi_ich_bn_20120702_003_prehttp://kobo.rakuten.co.jp/introduction/によると、コボ タッチのサイトでは日本語の書籍は約30,000冊。

http://store.sony.jp/Special/Ebook/Reader/Lineup/index.html?s_pid=pc_20120713_All_TB_02_04_nesageによると、2012年5月末時点で約55,400冊。

一見、多そうだが、実は相当に貧弱であることは大型書店の蔵書数と比べれば一目瞭然である。
http://narunaru007.blog53.fc2.com/blog-entry-45.htmlを拝見すると、ジュンク堂池袋店や八重洲ブックセンターの蔵書は150万冊、丸善丸の内本店は120万冊とのことである。
これらの蔵書数と比べると、電子書籍のサイトでの取扱数は高々1/30程度である。
これを多いと言えるだろうか?

仮に、これらの書店の蔵書数なるものが、ベストセラーの平積みのように、同じタイトルの本が複数あるものを、1つではなく複数としてカウントしているとし、実際の本の数がSonyのブックストアでの取扱数と同じであるとすると、平均して同じタイトルの本が30冊あることになる。
さすがにこんなことはないであろうから、電子書籍の本屋の取扱数が貧弱であるということは揺るがないと思われる。

ソニーの上記のサイトでは「毎月約2,000冊のペースで新たに入荷予定」とある。
このペースで大型書店並の品揃えと考えられる100万冊に達するためにはおよそ48ヶ月、つまり、あと4年かかる勘定である。
4年は、長いような短いような、微妙な長さではある。
取り扱い数をそこまで持って行くとメーカー側が宣言するならば、辛抱して待ってもよいと思うが、そういう中期的なビジョンを持って取り組んでいる感じが全くしないので、今から思うと、端末を買ったのは早まった感じがしないでもない。
逆に言うと、アマゾンが一体どのぐらいの数の本を擁してKindleを売り込んでくるのかが楽しみではある。

○追記(2012年7月20日)
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/5bfef62fbca4e53d612609d5a667a56b/page/2/によると、楽天は150万冊を目指しているとのこと。
大型書店の蔵書数に近いのは偶然ではないと思われる。
ただ、記事中では、あくまでも「将来の目標」と述べるに留まり、具体的な時期に関する言及はない。

コボ タッチとSony Readerとの比較

コボ タッチなる電子書籍端末が楽天から7月19日に販売されるとのこと。
手許のSony Reader PRS-T1と比較してみた。

機種                 PRS-T1     コボ タッチ
表示形式             電子ペーパー    電子ペーパー
画面サイズ                 6"        6"
画質(というのか?)      16階調モノクロ   16階調モノクロ
大きさ(縦x横x厚み、単位cm) 17.3 x 11 × 0.9   16.5 x 11.4 x 1
重さ(単位g)              168        185
内蔵メモリ               約2GB      約2GB
実質使用可能な領域          約1.4GB      約1GB
対応している電子書籍フォーマット 配信コンテンツ(.mnh)   EPUB
                 XMDF(.zbf)      PDF
                 ドットブック (.book)
                 EPUB(.epub)
                 PDF (.pdf)
                 Text (.txt)
値段                 19,800円      7,800円
                   16,800円(7月に入って値下げした模様)
                   8,980円(PRS-T2の発売に併せてさらに値下げ)

○気付いたこと、感じたこと
・価格差は歴然としている。・半年足らずでここまで価格が下がるとは:競争は大事なのですね……
・表示のハードは同じものを使っている感じがするので、使っているフォントの見やすさや美しさが表示部分の勝負(あるいは好みがわかれるところ)と思われる。
・対応している電子書籍のフォーマットはPRS-T1の方が圧倒的に多い。だからと言って、利用できる電子書店が多いことと直結はしないようだが。PRS-T1で利用できるサイトは、私の知る限り3つ(本家、楽天、紀伊國屋)しかない。
・対応しているフォーマットが少ないのと裏腹に、OS等々のオーバーヘッドが、コボタッチの方がPRS-T1よりも大きい。

○その他
私には重要ではないが、PRS-T1では音楽が聴けたり、写真(要するにjpegなどのラスターファイル)が表示できたりするが、コボ タッチに同様の機能があることは確認できていない。
どちらもWifiにつながるが、電子インクでは大概のホームページは見られたものではないので、実質的には有用性はさしてないと思われる。

参考にしたサイト:
Sony Reader PRS-T1:http://www.sony.jp/reader/products/PRS-T1/spec.html
コボ タッチ:http://kobo.rakuten.co.jp/

印刷された本と電子書籍の価格差を見てみる

印刷された本と電子書籍との間の価格差を見てみると、その出版社の姿勢が透けて見えるような気がするので、試してみた。
取り上げたのは文庫本となった歴史小説が中心で、ジャンルが異なると別の傾向が見えるのかもしれない。

※Tableタグを使って書いたところ、やたらとスペースが空いてしまっておかしくなるので、ラスター化して画像として埋め込みました。(画像をクリックすると大きく表示されます)
Table_new_2

中公文庫がえらく安くなるのが目を引きます。岩波書店はさすがという商売です。

ReaderのeBook Storeにて売って欲しい作者と作品を募集

ソニーのReaderのeBook Storeのサイト(http://ebookstore.sony.jp/)で、売って欲しい作者と作品を入力できるようになっていることに気付いた。いつからなんだろうか? 要望をきいてもらえるのはありがたいし、ここから復刊ドットコムのように出版に漕ぎ着けられるとよいが。でも、画面右のかなり下の方で、これでは気が付かんなぁ……。
Ebook_store


Sony Reader PRS-T1を貸し出してもらった

ソニーから出している電子書籍リーダーに興味があったところ、ソニーストアで無料の貸し出しをしている(http://store.sony.jp/Store/Info/Common/Reader_rental/index.html)とのことで、1週間ほど使ってみた感想をまとめた。

○総評
画面も見やすく、市販されている電子書籍ならば、文字の大きさも調節できるため、小さい字が苦手で本から遠ざかりがちな人には福音と思う。
小説のように文字が中心の本を読む分には十分の機能を有していると思う。
Mac OS上で電子書籍の管理も可能(ソニーがMac OSで動作するソフトを出している)であり、Walkmanのときのように自分でどうにかする必要はない分、Macユーザーにも使いやすいと思う。

○画面
発光体を見ることになるパソコンやタブレットの画面に比べると、圧倒的に見やすい。
照明と機種の画面の角度によっては映り込みを完全に避けることはできないので紙のように万能というわけではないが、実質的な問題はほとんどないと思われる。

文字の大きさを変えられることはやはり目への負担を大きく軽減させていると思う。
文庫本や新書本を読んだときと比べると、目の疲労感は圧倒的に小さい。

お試しのマンガも見てみたところ、(当たり前だが)マンガの吹き出しの文字は大きくならない。
6インチの画面では、吹き出しのセリフの文字は小さく、小さい字が辛い人にとって、本機はマンガを読むにはあまり向かないと思う。

読み心地という意味では、マンガは「原寸」で読むのがよいと思う。
ピンチアウトで画面を拡大すれば当然字は大きくなるが、それではマメに画面を変えていかねばならない。
表示させる範囲を動かすことは画面の表示を切り替えることに相当するため、電子ペーパー特有の画面が黒くなる切り替えが生じ、マンガ特有のさらさらと読み進める感じには程遠い。

○本体の動作
全体的に、動作が機敏とは言えない。

選んだ電子書籍を開くまでちょっともたつく感じがある。
これは、消費電力とのバランス等々との兼ね合いがあるから仕方がないとも思う。

一旦、読みたい本を読み込んでしまえば、ページの切り換えが遅いために興がそがれるということはなかった。
なお、ページの切り換えは画面をなぞってもできるが、タッチパネルとしての動作がよくないことがあったので、専ら画面の下にある切り換えボタンを使った。

単語を選んで辞書で意味を調べることができるが、俊敏とは思えない。
タッチパネルの反応自体が鈍いのか、内部処理が遅いのか、なかなか思ったように単語を選択するのが難しかった。

ネットにぶら下がれることもありブラウザ機能が付いているが、自分では使っていないので、使い心地は不明である。
大型販売店の店員さん(ソニーから派遣された説明員さん?)は、ブラウザ機能に大きな期待はしないで欲しいとのことであった。

○重さと大きさ
170グラム弱だけあって、十分に片手で持てる重さである。
私は字を大きくして読む分、6インチよりも大きな画面が出てくれることを望んでいるのだが、男物の背広のポケットにちょうど入る今の大きさは、実は結構考えられた大きさであるようにも思う。
電車の中で立って本を読んでいて、下車駅が近づき、網棚に載せた荷物をとろうとすると、片手を塞がれている状態では、取ろうとする荷物かリーダーのどちらかを落しそうでちょっと心配になるが、その点、この大きさだと、リーダーをポケットにとりあえず入れて、両手が自由になるのはありがたい。

ちなみに、タブレットの場合、画面の強化ガラスとバッテリで重さの半分近くを占めているらしい。
消費電力が小さくてバッテリが小さくても済む上に、画面の強化ガラスも使っていないため、リーダーはこれだけ軽くできるらしい。

○電子書籍の管理ソフト
Walkmanの付属ソフトがWindow版しかない上に、しかも、それが絶望的にひどいと判断される代物なので、電子書籍管理用のソフトでも同様ではないかと購入にあたっての懸念の1つであったが、杞憂だったようだ。
Sonyの商品だから……と端から期待していなかったのだが、実はちゃんとMac OS用にもソフトを用意してくれている。
試してみたが、重くて実用にならないこともなく、Walkmanの付属ソフトに比べるとはるかにマシである。
また、(Mac OS用のソフトがあることに気付く前に)Mac OS上でParallelsを立ち上げて、Windows 7を動かし、その上でリーダー用のソフトを動かしてみたが、問題なく動作しているように見える。

○その他:ソニーストアでの貸し出しの予約
貸し出しの予約ができるらしい。
ソニーのサイトでは、ソニーストア店頭で申し込みを受け付けるとあるので直接訪れたところ、窓口で予約の有無をきかれた。
機器が出払っているための空振りは避けたいので、予約制度はありがたいが、予約できることはサイトに書いておいて欲しいなぁ。

ロープワーク研究会著『ロープとひもの結び方』(西東社)

先日、海での調査の手伝いに出かけて印象に残ったことは、ロープを実に上手に使って調査機器を船(借りた船なので、ねじ止めとか穴を開けるわけにはいかない事情があります)に固定していることです。

「そう言えば、昔はひもを上手に使うのが普通だったよなぁ」と思い、そのような技量を身に付けるべく本を買ってきました。アウトドアのコーナーに類書がある中で本書を選んだのは、単にひもの結び方を示すだけではなく、結び方の用途ともども示してくれてあるのが超初心者の私にはよいと思ったからです。肝心の説明の図は、わかりやすく描かれていると思います。

アマゾンで見てみる

以下は、本の目次などのデータ

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東京ひとりめし―街なかのひとりごはんを解決!(Meets Regional)

東京に出張に行くときに持って行き、食事をするところを選ぶときの参考にしています。アマゾンへのリンク
本書の出版元である京阪神Lマガジン社は、その名のとおり、関西の地域情報を扱っている出版社ですが、何冊か東京をネタにしており、その中の1冊です。

関西人からすると他所者である私から見た関西人の印象は、食べ物にうるさい人が多いことです。本書に出ているお店を何軒か訪ねましたが、いずれも外れはありません。さすが、関西人です。

難点は、お店を一通り載せた、文字通りのインデックスマップがないことです。色々とお店が紹介されていますが、それぞれのお店の位置関係がわからず、どのお店が自分の現在地から近いかを調べにくいです。

楽天ブックスで本を頼んでみた

ふと気が付くと、Amazonのポイントサービスがどんどん渋くなっていて、文庫本や新書では付けてくれなくなっていた。ポイントに釣られて楽天ブックスで頼んでしまったが、後で評判を調べてみると芳しい話しがあまりない。届くのが遅い、帯が破れても平気、メール便で郵便箱に入れられて行方不明になったと思しきことがある、梱包が良くなくて本が痛む等々。ポイントが多少付く以外には、いいところを探すのが難しそうに感じたが、今さらキャンセルもできず、後の祭である。
仕方がないので、届くのを待ちつつ、「実況中継」を記載していくことにしよう。

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「悪魔のささやき」読後感

本書は、今巷に起こる「理解しがたい」事件や社会現象は、「悪魔のささやき」が一押しすることによって起こると分析し、最後に「悪魔のささやき」から我が身を守るための「処方箋」を提示する。
「悪魔のささやき」は、ふわふわとして自ら何かを選んだり判断したりすることができない人に忍び込みやすく、日本人はそもそも「悪魔」につけ込まれやすい気質(お上意識もその一つ)を持ち、また、「平和ボケ」もその傾向を助長しているという指摘は、当たっていると思う。
「悪魔」が忍び込んだ結果が、聖書に書かれる豚の群れが池に飛び込む姿であり、戦前の日本がまさにそうだという。誰も彼も、ある一人の某党の総裁選候補者に相乗りという姿が重なって見える。政権党でこの体たらくなのだから、日本の将来は大変かも。まぁ、確かにモノを考えているとはとても思えないのが国会議員をやっているのだから、末期的だよね。

科学者として一応生きているものとしては、オウム事件に関する言及は、我が身に引き寄せて考えてしまう。著者の出す処方箋とは、結局のところ、情報を偏ることなく(気付かぬうちに自分にとって都合の良い情報だけかき集める傾向があることにも警鐘を鳴らしている)、自分でちゃんと考えること。そのための訓練として読書を挙げる。大学の教養部の頃は、まさにそのための貴重な時間だと思うのだけれど、最近では教養部をなくしてしまい、「専門バカ」を養成しかねない状況は、第二のオウム事件の温床かもしれない。
そう言えば、大学の教養部も、戦前の教育に対する反省で、偏りのない人格を養成するとかが目的ではなかったっけ?教養部がなくなったのも「戦後」が「戦前」に戻っている一つの証左かもしれない。

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